北欧雑貨買い付け(ざつようがかり編)-11 最終!
2009.11.18 Wednesday
コペンハーゲン,Denmark
北欧雑貨買い付け第7日目(5月9日)
さて、デンマークの朝食はどうでしょうか?
ちょっとだけレベルアップでしょうか。
食事が終わったら慌ただしく準備をしてチェックアウトです。
荷物はフロントで預かってもらって、マグライナーだけ持ち出します。
北欧の空高く鬨の声をあげ、いざ出陣です!
A.A.Oh!
目指すはイスラエル広場の蚤の市。
どんな戦利品を持ち帰るか楽しみです。
しかし、なんでイスラエル広場なんでしょうね?
まっ、どうでもいいですか。
朝のコペンハーゲンは、前に荷台を付けた自転車が街のあちこちに。
とてもエコです。
道路には自転車専用レーンもあって、多くの人が自転車通勤してて、さすが環境先進国です。
もちろん意識も違いますが、平らな地形にも助けられているのかなと思います。
8:50イスラエル広場到着
まだ商品を並べていますが、巡回開始です。
広場の奥でハッケンです。
イケメン(外国人はみんなイケメンになっていまいます)お兄さんからキャサリン・ホルムの鍋をゲットです。
次はおばあさんのお店でIrmaの古いブリキ缶をゲットです。
ただ売るのではなく、「これはもっと古いIrmaちゃんの絵が描かれた缶よ」と1つひとつ説明してくれます。
大切にしていたことが心から伝わってきます。
私たちもその心を大切にしていきたいと思いました。
しかし、デンマークへ入ってからの店長は、水を得た魚。
デンマーク語で会話のキャッチボールができてます。
悔しいくらいです。
次回の買い付けは言葉の通じないリトアニアとかハンガリーにしましょ。
そんなことしているうちに、急に刺すような腹痛です。
外国で一番困るのが、トイレです。
広場だからトイレがありそうなものですが、近くの人に尋ねたら無いとのこと。
一番近い所は地下鉄の駅。
覚悟はしていたけど・・・。
とにかく、普通に、でも心の中は非常に焦って向かいます。
後ろから「ダイジョブ?」
と店長、いえ妻は一応心配してくれてるようですが、刺すような視線が注がれているのがわかります。
気持ちはわかります。限られた時間の中での買い付けですもの。
1分がどれだけ貴重か。
昨夜のチョコレートスムージーとビールとオレンジジュース、それにホットドッグにデニッシュがいけなかったみたいです。
一晩でデンマークを全て食べてやろうと欲をだしたのが間違いでした。
あれほど店長から、いえ妻から忠告を給わったのに、無視しての暴飲暴食でしたもの。
自業自得です。
やっとの思いで駅に辿りつくも、見当たりません。
キヨスクのお兄ちゃんが「ホームの階段の下だよ」と爽やかに教えてくれましたが、こちらは爽やかではありません。
礼の言葉もそこそこに急ぎます。
ドアを開けると既に先客が2名。
こういう事態をOh! My God! といいます。
植木等は「万事休す」といいます。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、中に入っているトルコ人の若者(もちろん男です。女性だったらヤバいです)が煙草を吸っててなかなか出てきません。
なんでトルコ人、若者、煙草まで分かるのかというと、そこまでわかるくらいドアの隙間があるんです。
ホントに海外のトイレ事情は悪いです。
ドアの前で待ってるナショナリティ不明のおやじさんが、語りかけます。
「おい!若いの。いい加減出てこないか。出ないから出てこれないのはわかるが、外には2人も待ってるんだぜ。なっ、悪いこたあ言わねえ。いい加減出てこねぇか? くにのお袋さんも泣いてるぜ」。
たぶんそんなことを言ってました。
そのうち、いい加減おやじさんが切れて、今にも開きそうなドアを叩きます。
それでも中のお兄ちゃんは落ち着いてます。
おやじさんは両手を広げて、「なんてこった」のポーズ。
降参です。
私に「兄さん、わるいこたあいわねえ。他に行ったほうがいいぜ」と言葉を残して行ってしまいました。
一人消えました。
それから待つこと3分。
人生で一番長く感じた3分でした。
胸の鼓動が激しくピコピコ鳴って爆発せんばかり。
空を見上げ飛び立とうとしたその瞬間!
カタッ。
開きました。
ドアが・・・。
それから、心解き放たれて気分は北欧の空であったことは申すまでもありません。
ストロイエで
さて、再びストロイエに戻り、最後の発送をします。
大きなテーブルが用意された部屋を独占して梱包します。
デンマークの郵便局です
ここの郵便局は計量し、支払いを済ませたら、自分でロールボックスに入れなくてはならない、ちょっと厄介でした。その上せっかく貼った「FRAGIEL」のテープにもボールペンで打ち消し線を引かれてしまいました。
なんということでしょう。
補償できないよということはわかっていますが、ちょっと強引です。
でも、これで全て無事発送できたので、今回のミッションは終了です。
足取りも軽く郵便局を後にし、途中Irmaでキッチンクロスを仕入れたり、おみやげを買ってホテルへ戻ります。
イルマのカゴは持つタイプのものではなく、牽くものでした。
北欧最終日は、帰国するのがもったいないくらいの晴天です。
このままデンマークに滞在して、店長がお世話になったホストファミリーにも会いたいけど、そうもいきません。
気持ちを現実に戻しましょう。
日本へ帰れば、ショップのサイト構築に商品アップと、まだまだ続きます。
他に仕事を持つ身としては、はたしてどこまでできるのかと不安は募ります。
でも、世界的経済不況の世の中にあって、夢を持って仕事に励めることは大変ありがたいことです。
次回も買い付けに行けることを励みに、日々がんばります。
お支えいただいている皆様に心より感謝申し上げます。
追記:
スウェーデンから発送した荷物は、私達がスウェーデン滞在中に既に日本に到着してました。
さすが世界No.1の[スウェーデン郵便]+[航空便]です。
しかし、デンマークから送った荷物は、1週間かかってしまいました。
その上、横浜税関で足止め。
[INVOICE]を作成し、税関まで出向き、無事荷物を受け取りましたが、箱には、既にデンマークCustomsで開けられたであろう穴がありました。
内容物の確認だったのかな?と思われます。
ContentsにCeramicと記載したのに、古いはかりが金属として探知されたからだったのでしょうか?
理由はわかりませんが、特に内容物に損傷は無く、全て受け取りができたので、よかったよかった。
北欧雑貨買い付け第7日目(5月9日)
さて、デンマークの朝食はどうでしょうか?
ちょっとだけレベルアップでしょうか。
食事が終わったら慌ただしく準備をしてチェックアウトです。
荷物はフロントで預かってもらって、マグライナーだけ持ち出します。
北欧の空高く鬨の声をあげ、いざ出陣です!
A.A.Oh!
目指すはイスラエル広場の蚤の市。
どんな戦利品を持ち帰るか楽しみです。
しかし、なんでイスラエル広場なんでしょうね?
まっ、どうでもいいですか。
朝のコペンハーゲンは、前に荷台を付けた自転車が街のあちこちに。
とてもエコです。
道路には自転車専用レーンもあって、多くの人が自転車通勤してて、さすが環境先進国です。
もちろん意識も違いますが、平らな地形にも助けられているのかなと思います。
8:50イスラエル広場到着
まだ商品を並べていますが、巡回開始です。
広場の奥でハッケンです。
イケメン(外国人はみんなイケメンになっていまいます)お兄さんからキャサリン・ホルムの鍋をゲットです。
次はおばあさんのお店でIrmaの古いブリキ缶をゲットです。
ただ売るのではなく、「これはもっと古いIrmaちゃんの絵が描かれた缶よ」と1つひとつ説明してくれます。
大切にしていたことが心から伝わってきます。
私たちもその心を大切にしていきたいと思いました。
しかし、デンマークへ入ってからの店長は、水を得た魚。
デンマーク語で会話のキャッチボールができてます。
悔しいくらいです。
次回の買い付けは言葉の通じないリトアニアとかハンガリーにしましょ。
そんなことしているうちに、急に刺すような腹痛です。
外国で一番困るのが、トイレです。
広場だからトイレがありそうなものですが、近くの人に尋ねたら無いとのこと。
一番近い所は地下鉄の駅。
覚悟はしていたけど・・・。
とにかく、普通に、でも心の中は非常に焦って向かいます。
後ろから「ダイジョブ?」
と店長、いえ妻は一応心配してくれてるようですが、刺すような視線が注がれているのがわかります。
気持ちはわかります。限られた時間の中での買い付けですもの。
1分がどれだけ貴重か。
昨夜のチョコレートスムージーとビールとオレンジジュース、それにホットドッグにデニッシュがいけなかったみたいです。
一晩でデンマークを全て食べてやろうと欲をだしたのが間違いでした。
あれほど店長から、いえ妻から忠告を給わったのに、無視しての暴飲暴食でしたもの。
自業自得です。
やっとの思いで駅に辿りつくも、見当たりません。
キヨスクのお兄ちゃんが「ホームの階段の下だよ」と爽やかに教えてくれましたが、こちらは爽やかではありません。
礼の言葉もそこそこに急ぎます。
ドアを開けると既に先客が2名。
こういう事態をOh! My God! といいます。
植木等は「万事休す」といいます。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、中に入っているトルコ人の若者(もちろん男です。女性だったらヤバいです)が煙草を吸っててなかなか出てきません。
なんでトルコ人、若者、煙草まで分かるのかというと、そこまでわかるくらいドアの隙間があるんです。
ホントに海外のトイレ事情は悪いです。
ドアの前で待ってるナショナリティ不明のおやじさんが、語りかけます。
「おい!若いの。いい加減出てこないか。出ないから出てこれないのはわかるが、外には2人も待ってるんだぜ。なっ、悪いこたあ言わねえ。いい加減出てこねぇか? くにのお袋さんも泣いてるぜ」。
たぶんそんなことを言ってました。
そのうち、いい加減おやじさんが切れて、今にも開きそうなドアを叩きます。
それでも中のお兄ちゃんは落ち着いてます。
おやじさんは両手を広げて、「なんてこった」のポーズ。
降参です。
私に「兄さん、わるいこたあいわねえ。他に行ったほうがいいぜ」と言葉を残して行ってしまいました。
一人消えました。
それから待つこと3分。
人生で一番長く感じた3分でした。
胸の鼓動が激しくピコピコ鳴って爆発せんばかり。
空を見上げ飛び立とうとしたその瞬間!
カタッ。
開きました。
ドアが・・・。
それから、心解き放たれて気分は北欧の空であったことは申すまでもありません。
ストロイエで
さて、再びストロイエに戻り、最後の発送をします。
大きなテーブルが用意された部屋を独占して梱包します。
デンマークの郵便局です
ここの郵便局は計量し、支払いを済ませたら、自分でロールボックスに入れなくてはならない、ちょっと厄介でした。その上せっかく貼った「FRAGIEL」のテープにもボールペンで打ち消し線を引かれてしまいました。
なんということでしょう。
補償できないよということはわかっていますが、ちょっと強引です。
でも、これで全て無事発送できたので、今回のミッションは終了です。
足取りも軽く郵便局を後にし、途中Irmaでキッチンクロスを仕入れたり、おみやげを買ってホテルへ戻ります。
イルマのカゴは持つタイプのものではなく、牽くものでした。
北欧最終日は、帰国するのがもったいないくらいの晴天です。
このままデンマークに滞在して、店長がお世話になったホストファミリーにも会いたいけど、そうもいきません。
気持ちを現実に戻しましょう。
日本へ帰れば、ショップのサイト構築に商品アップと、まだまだ続きます。
他に仕事を持つ身としては、はたしてどこまでできるのかと不安は募ります。
でも、世界的経済不況の世の中にあって、夢を持って仕事に励めることは大変ありがたいことです。
次回も買い付けに行けることを励みに、日々がんばります。
お支えいただいている皆様に心より感謝申し上げます。
追記:
スウェーデンから発送した荷物は、私達がスウェーデン滞在中に既に日本に到着してました。
さすが世界No.1の[スウェーデン郵便]+[航空便]です。
しかし、デンマークから送った荷物は、1週間かかってしまいました。
その上、横浜税関で足止め。
[INVOICE]を作成し、税関まで出向き、無事荷物を受け取りましたが、箱には、既にデンマークCustomsで開けられたであろう穴がありました。
内容物の確認だったのかな?と思われます。
ContentsにCeramicと記載したのに、古いはかりが金属として探知されたからだったのでしょうか?
理由はわかりませんが、特に内容物に損傷は無く、全て受け取りができたので、よかったよかった。