半分、青い

2018.06.30 Saturday

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    今日も梅雨明けの青空が広がり、暑い一日でした。

     

    平年だと、まだ梅雨の真っただ中ですが、毎年、暦が6月から7月へかわるこの時期になると、ふと思い出す遠い記憶があります。

     

     

    今から36年も昔の1982年。

     

    蒸し暑い金曜の夜。

     

    ふと急に日本海が見たくなり、ザックに寝袋を入れ数分後には家を飛び出しバブル景気に沸騰する新宿駅へ。

     

    東京から最短で日本海へ行く場合、上越線で長岡市か信越本線で上越市というルートが一般的ですが、時間を持て余していた学生時代だったので、一筆書きで大回りして行くことにしました。

     

    まずは中央本線で西へ向かい、大糸線で北アルプスや渓流の景色を楽しみ日本海へ。

     

    そして北陸本線で日本海を眺めながら、柏崎から越後線に乗り換え最終目的地は新潟県の出雲崎という町でした。

     

    みどりの窓口で発券してもらった、経由地がたくさん書かれた硬券を持って夜行列車に乗り、途中駅で何度か長い通過待ちがあって、松本駅に到着したのは早朝。

     

    大糸線に乗り換え、梅雨の晴れ間に北アルプスが見えてくるとちょっぴり感動し、やがて山間が狭くなってくると、車窓には夏空を映した湖、そして翡翠色の姫川、トンネルと、次々と変わる景色に感動。

     

    日本海の糸魚川に着いたのは、もうお昼を回っていたでしょうか。

     

    どこでお昼を食べたか、まったく記憶がないのですが、そのあと北陸本線で日本海に沿いながら北上。

     

    当時、北陸本線にはまだ冷房の無い旧型の客車が走っていて、よけい旅情をかき立てられ、さらに初めて見る日本海に胸が絞られるほどキュンとしたのを今でもおぼえています。

     

    夏は凪の穏やかな表情の中に冬の厳しさを秘めた日本海。

     

    日本海との初対面に、用意してきた儀式がありました。

     

    まずはヘッドフォンを装着し、いくつか持ってきていたカセットテープの中から、原◯知世のカセットテープをウォークマンに装填。

     

    日本海が見えた瞬間に [再生] ボタンをカシャッ!!

     

    夏の空を映した日本海に透き通る歌声はいい選曲だったと、自分なりに満足した(ざ)青年22歳。

     

    わこさんも、私もまだ若かった・・・。

     

    半分、青い時代の、遠い遠い思い出です。

     

     

     

     

     

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