哀愁の街、神保町
2019.12.14 Saturday
昨日は用事があって都内まででかけ、帰りに神保町へ寄ってきました。
ここは若いころ大変お世話になった街なんです。
町の洋食屋のさんにカレー屋さん、元祖半チャンラーメン屋さんにわらじのような大きなとんかつ専門店。
B級グルメの聖地です。
サラリーマンをしていた1980年代は忙しい中にも自由がきいたので、昼めしの後は登山用品専門店や本屋をまわったりのんびりと・・・。
今振り返るといい時代でした。
日本中がバブル景気に沸騰するなかで、華々しい世の中に背を向けるように週末は山へ通い、平日は薄暗い中に雑然と商品が置かれた登山用品店やB級グルメ通い。
当時、山登りはブームではなく暗いイメージだったので、なんだか私ひとりだけ浮いてました。
そんな私が自分の居場所を見つけたのが神保町でした。
だから私にとって神保町は懐かしくも哀愁の街なんです。
そんな思い出の詰まった神保町。
久しぶりに昔通った " さかいやスポーツ " へ行ってみようと探したんですが・・・あれ!?
本店がない!!?
きれいなビルに移転してました。
それどころか、レディース専門店やカテゴリー別になってお店が増えてるじゃないですか。
もうびっくり!!
ブームの後押しもあって大繁盛のご様子です。
80年代はもう遠い昔のようです。
でも、昔ながらの古本屋さんがあったり中古レコード屋さんがあったり、ほっとします。
新しく焼きそば専門店も参入し、B級グルメの聖地は今も進化し続けているようです。