写真日記-2009.6.27

2009.06.27 Saturday

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    6/27(土)くもり

    今日は梅雨ならではの写真を撮りに団地を散策してみましょう。

    あらためて見てみるとあじさいは種類が豊富ですね

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    近年、この辺でも見られなくなったほたるぶくろです。
    一番好きな山野草です

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    今年は地元の梅にこだわって梅酒を造ってみました
    青梅も梅雨の時期の風物詩ですね

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    西三田団地に暮らす-2

    2009.06.27 Saturday

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      2007年の夏の終わり。こうしてビンテージ公団住宅への住み替え計画は始まりました。
      先ずは不動産屋さんの選定です。
      私たちは団地の中にある地元の双葉ハウスさんにお世話になりました。
      社長はとても人情に篤い方でした。
      お持ちになっている情報も豊富で、地元のことは地元で聞けということですね。大変たすかりました。

      双葉ハウスさんでいただいた資料によりますと。
      西三田団地の専有面積は、75、65、63、57、54、45?の6種があるそうです。
      地図に専有面積別にカラーマークした地図をいただけます。



      また、リノベーションする際に取り壊し可能な壁も見取り図で教えていただけるので、スケルトン状態からのリノベーションを考えていた私たちには大変参考になりました。
      75?が第一希望でしたが、戸数も少なく、物件もなかなか出てこないとこと。その上、投資目的で買われる方もいるそうで人気物件です。
      最終的に選んだのは小学校と中学校に隣接した東側に位置する2街区の1号棟でした。
      周りは団地と学校の樹木が茂り、学園都市ふうです。
      公園もあって、広い敷地に建つ公団住宅は贅沢のひと言につきます。
      土曜日の昼食は、すぐ先の明治大学の学食まで行って、食後は植村直己記念碑の芝生で昼寝としゃれこみますか?
      向かいの公園まで無線LANを飛ばして、藤棚の下でネットサーフィンもいいです。

      2街区の1号棟も人気物件でなかなか売りにでないとのことでしたので、1年待つ覚悟で不動産屋さんを後にしました。
      家では、毎晩リノベーションの話です。
      図面引いて室内模型まで作ってしまうほどの熱の上げようです。
      でも、団地のリノベーションは近年建てられた中古マンションと違い、実はハードルが高いんですね。
      双葉ハウスの社長さんも「多くの失敗の上に蓄積されたノウハウがないと難しいんですよ」と言っておられました。
      入居すると、毎日たくさんリフォームを名乗る業者のチラシが入っておりますが、安易にリフォームをお願いしてしまうと高くついてしまうかもしれませんね。
      双葉ハウスさんのような団地を熟知した不動産屋さんに相談するのがおすすめです。

      9月の下旬、双葉ハウスさんからいただいた1本の電話から俄かに忙しくなりました。
      1年待つつもりが、2週間で物件が出てきました。それも希望の2Fです。
      団地のリノベーションを多く手がけているO社の物件でした。
      双葉ハウスさんがPCの画面で業界専用のネットから検索していただいた努力の賜物でした。
      O社の物件ですが、媒介として最後の最後まで面倒を見ていただいた双葉ハウスさんには感謝です。
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      O社の不動産広告
      ★西三田住宅2街区1号棟★

      人気の2階!71.47?・2LDKタイプのゆったりとした間取りです!
      スーパーOKストアまで徒歩1分の好立地!
      ※駐車場空き有り(5000円/月)
      大規模内装リフォーム後引渡し予定(平成19年11月完成予定)!

      ■所在地:神奈川県川崎市 多摩区三田3丁目1-2
      ■築年月:昭和41年11月 ■間取:2LDK
      ■バルコニー面積:0.00m2 ■バルコニー方向:
      ■所在階:2 ■地上階層:5 ■建物構造:RC ■総戸数:30
      ■現況:空家 ■引渡時期:相談 ■取引態様:売主 ■権利:所有権
      ■管理費:3,800円 ■修繕積立金:5,200円
      ■駐車場:空有
      ■備考:※上記積立金とは別に2街区積立金として10000円/月
      ※専有面積は、バルコニー・物置を含む面積
      ※主なリフォーム内容:フローリング(L45)張替
      システムキッチン交換(I型2100)
      浴室改装工事(追い焚き付き)
      トイレ交換、洗濯パン新規取り付け
      建具交換、給湯器新規交換
      TVモニター付インターホン交換、照明器具新規交換
      クロス張替、給水・給湯新規配管工事
      ガス配管工事
      網戸張替
      ハウスクリーニング、等・・・
      登録年月日:2007/10/04
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      引渡し当初の間取りです
      入居後、洋室を潰して和室を造作しました

       



      物件は既に床や壁が取り壊されていて、足の踏み場もないとのことで、見学は叶いませんでしたが、即仮契約です。
      できれば、リノベーション工事の中に自分たちの希望を取り入れていただきたいと言ってみましたが、計画書通りに工事や資材搬入が決まっているので、それはできないとのO社の話し。
      床や建具を北欧風にするのは半ば諦めざるをえませんでした。
      O社の費用約¥500万のリンベーションがどのように仕上がるか、ドキドキ楽しみです。

      セミの鳴き声も聞かれなくなり、朝夕しのぎやすくなった10月。初の見学です。
      同じ棟の住人の方々もこれほどの大規模リノベーションは初めてなので、皆さん見学していったそうです。

      電源ケーブルの配線が済んで、床が貼られ、石膏ボードにより壁ができた状態。
      まだ、システムキッチンやフローリングは貼られてません。
      どんなふうにできあがるか楽しみです。

      キッチン流し台が取り払われた状態
      右側に小さな換気扇用の穴がありますが
      団地の規則でこれ以上大きくできないそうです
      そのため、レンジフードファンを据え付けます

       

       

       



      オリジナルには洗濯機置き場が無いので
      トイレ横にスペースが作られました
      この後、洗濯機パンが30cmほど高い所に作られるます

       



      突き当たりには洗面台が据付られます
      左側の排水パイプ、団地フェチにはたまりません(萌)
      その後壁の中に隠されてしまいました・・・(泣)
       

      西三田団地に暮らす-1

      2009.06.26 Friday

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        西三田団地との出会いは2007年の8月。住宅購入であちこち歩き回っている時でした。


        どこの物件も意にかなわず、妻の顔に疲れが見え始めました。


        どうも、私たちが求めているものとは方向が違うのかな?


        そう思いはじめました。


        広い敷地に芝生があって、大きな木もあって、小鳥が囀っていて、やはりあの場所しかない。


        私はそう確信し始めました。

        ダメモトで、恐る恐る妻に提案してみました。


        私「うん(咳払い)。あの、思うんだけどね。団地もいいよね」


        妻「はあっ???」


        私「西三田団地だよ」


        妻「何言ってるの?」


        問題外という顔でした。



        団地と聞くとあまりいいイメージを持たれませんが、昭和40年代初め、団地に住まう方々をある種の羨望を込めて団地族と呼んでおりました。


        彼らは、一般の家庭よりいち早くパン食、椅子の生活を取り入れ、デコラのテーブル、プラスチック素材のキッチンウェアに囲まれ洋風の生活を謳歌。


        現在のように個性的なマンションが出てくるのはそれ以降ですから、昭和41年当時の団地生活がいかに時代の先端を行っていたかが伺えます。


        販売価格は、当時の金額で500万近く。

         

        現在の価値に換算するといくらかわかりませんが、入居倍率もかなり高く、その上、現在のようなローン制度もなかったので、即金での支払いだったそうです。


        要するに、高倍率に当選する運と経済力を持ち合わせてないといけなかったのです。


        丘の上の団地から通ってくる友人たちは、身なりも明らかに違い、眩しかったのを記憶してます。



        翌週末、気乗りしない妻の手を引いて、何とか西三田団地へ行きへこぎつけます。


        地元の不動産屋(双葉ハウス)さんでの団地の物件公開です。


        ダストシュート脇の古めかしい階段を上がっていくと、担当の不動産屋さんが8月だというのにクーラーも無い部屋でひとり留守番をしていらっしゃいました。


        暑いのにご苦労様です。


        畳と襖は新しいのに替えられ、何回か改修を経た様子でした。それでもチョコレート色の鴨居や古い建具たちは、しっかりと昭和40年を主張してました。


        そこに住んだことも無いのにこみ上げてくる懐かしさ。


        「ただいま」


        そう言いたくなってしまう雰囲気。


        『昭和40年代への里帰り』そんなタイトルでもつけましょうか。


        近隣の街が次々と姿を変えて行く中にあって、西三田団地はポツンと40年前のまま。夏の午後の日差しの中、高齢化で主を失った公園のブランコが印象的でした。


        南北の窓を開放すると気持ちよく風が抜けて行きました。眼下には現在のマンションでは考えられない贅沢な広い敷地に、40年たった桜や欅が大きな木陰をつくってました。

        その晩、妻を説得です。


        元々今回の物件探しは新築物件から始まりましたので、ビンテージ団地とはだいぶそれてしまいました。


        私としては念願の団地に住めるか否か、勝負の分かれ目です。


        月島でもんじゃを食べながら落とした妻です。


        でも今回は難しそう。


        他の手でいきましょ。

        「・・・(突然)そうそう、新築マンションもしょせんコンクリートの箱だからねェ。」


        「・・・?」


        なに、何を言っているのという顔です。


        「だからね、マンションというのはね、コンクリートの箱の中にただ床を張って壁作ってるだけなの」


        続きます。


        「概観なんか二の次。コンクリートの箱の中を新築してしまえば、新築マンションと同じってわけ。わかる?」


        ちょっと強引です。


        「自分たちの好きなように箱の中を仕切り、床を張ったほうが素敵でしょ?


        床も建具も白木にしてさ」


        図画工作好きの妻の表情が変わりました。


        早くその先を続けよという顔です。


        でも、わざと間を置きます。


        ほぼ勝利は見えてきましたが、ここで焦ると、釣りかけた魚は糸が切れて逃げられてしまいます。


        かといって、下手に時間を稼ぐと、相手の機嫌をそこねます。


        次にくるのは、一言で落とすメインキーワードでなければいけません。


        頭をPentium?から、Core2プロセッサに切り替えます。


        しかし、出てきません。


        妻と目が合ったまま、時間だけが過ぎて行きます。


        とそのときです!誰かが私の耳元で囁きました。

        「ホッ、北欧の古いアパート。そう! 北欧の古いアパートもそうやって時代の応じリノベーションされ、世代を超えて大切に使われてきたんだよ!」


        目をつむって、堰を切ったようにしゃべりました。


        「・・・・・」
        妻は無言です。


        でも、目が輝いてます。

        陥落です。

        北欧の古いアパート。い〜い響きです。自分でも予期しない言葉が飛び出してきてビックリです。


        それより、北欧の古いアパートなんてTVでしか見たことないのに、実体験的に話せる私にビックリです。

        その晩から妻は団地リノベーションの情報収集へ。

         

         

        その2年後、まさかここで北欧雑貨のウェブショップを開業し、本当に北欧へ行くようになるとは・・・。

         

        そしてさらにその2年後、会社を早期退職し本業になるとは、夢にも思っていませんでした。

         


        次回は、団地を手に入れるまでのお話しをしたいと思います。

         

         

        ↓リノベーション中の我が家です